匂いセンサ「nose@MEMS」が、「CEATEC AWARD 2019」デバイス&テクノロジー部門準グランプリを受賞

2019/10/17

第一精工株式会社(共同応募会社:凸版印刷株式会社)は、アジア最大級のIT技術とエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC 2019」において、第一精工が開発した匂いセンサ「nose@MEMS」が、「CEATEC AWARD 2019」のデバイス&テクノロジー部門における準グランプリを受賞しましたので、お知らせいたします。

nose@MEMSは、2019年10月18日(金)まで開催中のCEATEC 2019の第一精工ブース(ブース番号:H005)でご覧いただけます。

匂いセンサ「nose@MEMS」について

匂いセンサ「nose@MEMS」 匂いセンサ「nose@MEMS」

複数の検知素子が検出する「匂い分子のパターン」を認識し、識別する匂いセンサです。チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の圧電薄膜に異なる感応膜を塗布した複数の検知素子をセンサチップ上に搭載しています。電圧をかけて共振している感応膜に匂い分子を付着させ、共振周波数の変化から数値データを取得、パターンを照合することにより匂いを識別します。PZTの圧電薄膜を用いたMEMSの活用により小型・低コスト化が見込めるとともに、検知素子の数を増やすことでより多くの匂いを識別可能です。

「CEATEC AWARD 2019 審査委員会」による選評

取得したデータを凸版印刷が提供する匂い識別AIアプリケーションに投⼊することで、簡単に匂いを識別できる。「匂いが分かる」ことにより、⾷品の腐敗や成熟等の「品質管理」、呼気測定による「健康管理」、ホテルや中古⾞といった「空間の匂い検知や基準づくり」、⼯場での「臭気モニタリング」など新たな市場が期待される。⼯場をはじめ⼈体に影響を及ぼす可能性のある環境で臭気モニタリングを実施することで、「労働環境改善」につなげることもできるなど、匂いセンサの小型化により、いままでに実現できなかった多様な潜在ニーズを掘り起こした点を高く評価した。

「CEATEC AWARD 2019」デバイス&テクノロジー部門について

CEATEC AWARD

「CEATEC AWARD 2019」は、CEATEC 2019に展示される技術・製品・サービス等の中から、出展者が事前に応募した出展品・案件について、「CEATEC AWARD 2019 審査委員会」が学術的・技術的観点、市場性や将来性等の視点から、イノベーション性が高く優れていると評価できるものを審査・選考し、表彰するものです。

デバイス&テクノロジー部門は、CPS/IoTの進展とSociety 5.0(超スマート社会)の実現を支え、新たな技術・製品開発やイノベーションを支え促進すると評価される先端要素技術、部品・デバイス製品、素材、材料、ソフトウェア、またはテクノロジーの開発コンセプト等の出展品・案件を対象とします。