I-PEXキャンパスでの体験型トレーニングを開催し、現場の安全意識を強化

体感型安全研修会 体感型安全研修会

I-PEXでは従業員の安全意識を高めることを目的として、体験型の安全研修を実施しました。安全状況を把握する講習会と危険への対応を実際に体験できる実践的なトレーニングでより深い学びを促しました。

I-PEXでは、安全は単なるルールではなく、私たちの働き方、協力の仕方、そしてお互いを思いやる姿勢を形づくる「価値」だと考えています。

労災や業務上疾病は、従業員本人だけでなく、そのご家族にも深刻な影響を与える可能性があります。だからこそ、私たちは、すべての人が安心で働き、挑戦し、成長できる「安全文化」の構築に取り組んでいます。

安全を「知る」から「感じる」へ――体験型安全トレーニングの実施

2025年4月24日にI-PEXキャンパスへ外部の安全コンサルタントを招き、半日間の安全研修を開催しました。

オンライン参加を含め100名以上が参加した本研修では、まず全員が座学を受講し、さらに会場で参加した約60名が体験型トレーニングも受講しました。座学と体験型トレーニングの両方を組み合わせることで、安全への理解を深め、現場の安全対策を定着させることが目的です。

理論から始まる安全意識の向上

安全衛生の講習会 安全衛生の講習会(I-PEXキャンパス)

当日は、40分間の座学セッションからスタートしました。外部講師による熱意ある講義では、以下のような重要な安全テーマが取り上げられました。

  • 危険の特定方法
  • コミュニケーションの重要性
  • 現場での人間工学(エルゴノミクス)

講義には、公式データ、他社の事例、講師の実体験が盛り込まれ、従業員の安全に関する理解を深めました。トリビア形式のクイズや質疑応答など、参加型の要素も取り入れられ、活発な意見交換を行いました。

参加者の声

普段から安全な行動を心がけ、労災を起こさない・起きないように気を付けていますがそれはどれも自分から見た視点ばかりだったと思いました。安全は自分だけではなく、……(中略)……他の作業者が行った場合はどうだろうと、そのチャンスを逃さず、小さいことからでも対策を行い、安全を広げていければと思います。

セッションにおけるメッセージの中心は、「安全は全員の責任である」ということ。特にリーダー層には、での安全意識を高めるためのコミュニケーションの重要性が強調されました。また、労働災害の主な原因の一つである「ヒューマンエラー」を防ぐためには、常に安全を意識する姿勢が不可欠であることも伝えられました。

危険を“体感”する実践研修会

座学で得た知識を実践に落とし込むため、参加者は工場内の実際のリスクを想定した体験型の安全シミュレーションに取り組みました。事前の現場視察により、講師は施設内の具体的な危険箇所を把握し、より実践的な内容に仕上げました。

参加者は以下の4つの体験ステーションを順に回りました。

  • 静電気危険体感
  • つまづき転倒対策
  • 脚立・踏み台危険体感
  • 回転機巻き込まれ危険体感
脚立・踏み台危険体感 脚立・踏み台危険体感
つまづき転倒対策 つまづき転倒対策

これらの体験を通じて、従業員は実際に危険を「感じる」ことで、リスクへの理解を深め、行動の改善につなげることができました。日常業務における「慣れ」や「油断」を防ぐことが、この学習の大きな目的です。

体験後には、講師とのフィードバックセッションが設けられ、参加者が感じたことや学びを共有する場となりました。こうした対話を通じて、安全意識の継続的な向上を図りました。

参加者の声

今回の研修で、職場には危険がたくさんあふれていることが再認識できました。不安全な状態、行動の双方を減らすことが大事だなとおもいました。また、慣れてくると危険を察知できなくなるので、定期的に研修に参加する必要があると感じました。

実際に体感することによって、危険性をより一層感じることができ、注意の必要性を改めて認識することができました。

知識の共有と今後の展望

日本国内では労働災害が増加傾向にあり、企業には従業員の安全を守る法的義務があります。I-PEXでは、この責任を果たすため、定期的な安全パトロールや社内研修に加え、外部講師によるセミナーや体験型イベントを継続的に開催し、現場の安全対策を強化しています。

今回の研修には安全衛生委員会のメンバーが参加し、今後の安全パトロールに役立つ貴重な知見を得ることができました。研修資料や参加者のフィードバックを社内イントラネットで共有することで、全従業員の安全意識向上に繋がっています。

I-PEXは、従業員一人ひとりの安全で働ける環境をつくるため、「労働災害ゼロ」を目指し、取り組みを続けていきます。

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