2024/06/19
I-PEX株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長執行役員:土山 隆治、東証プライム市場 コード番号:6640、以下 I-PEX)は、これまで自社で製品を量産する用途に限定して製造してきた金型および自動機について、2024年6月より社外向けの受注活動を開始しました。
I-PEXの強みである精密加工を基礎とし、祖業である精密金型技術と多様な製品を量産する経験に基づく自動機技術を組み合わせることで、設備の設計から製作、立ち上げまでを含む自動化設備ソリューションを提供します。お客さまの生産設備や量産に関する課題の解決に貢献していきます。
「金型・自動化設備」事業化の背景
I-PEXは、精密金型メーカーの第一精工として1963年に創業後、1980年頃に自社で製造した金型や自動機を用いた成形品の量産へと事業をシフトしました。以降は金型や自動機を内製するものの、半導体製造装置・金型を除き、社外への販売は行っていませんでした。※
2024年1月にコネクタや自動車部品、精密成形品など自社の各事業に所属する生産設備部門 と半導体製造装置事業を統合し、社内の生産設備部門を一元化。各事業の生産設備のノウハウの融合や生産設備部門の効率化、市場競争力の向上を図るとともに、「金型・自動化設備」をI-PEXの新たな事業領域として捉え、金型や自動機の受注・販売の事業化に至りました。
- ※I-PEXは1980年に世界初の全自動半導体樹脂封止(モールディング)装置を開発後、現在まで半導体製造の用途に限って金型や自動機を受注・販売しています。
ご参考:I-PEXの「金型・自動化設備」の強み・特長
1. 金型・自動機を含むオールインワンシステムをご提案
I-PEXの強みである精密加工を基礎とした「精密成形金型」や「精密プレス金型」と「自動化技術」の組み合わせにより、さまざまな自動化ニーズにお応えできる自動化設備をオールインワンでご提案いたします。
2. 生産プロセス・生産ラインをご提案
自動機のご提案のみならず、生産プロセス全体の見直しからお手伝いいたします。成形技術をはじめ、I-PEXが培ったものづくりのコア技術と、製造プロセスで必要となる「接着」「接合」「溶着」「電気検査」などを組み合わせることで、ものづくりのスタートから完成まで、プロセス全体をご提案いたします。
3. 40年以上の実績があるサポート体制
I-PEXは半導体製造装置のサポート体制を発売から40年以上にわたって国内外で継続して提供し、設備の保守をお手伝いしています。
金型・自動化設備についても、安心してお使いいただけるよう、日本国内からアジア地区を中心にサポートいたします。
I-PEX株式会社について
I-PEXは、グローバル市場で閃きや驚きという価値を提供する「ものづくりソリューションエキスパート」を意味します。1963年、精密金型メーカーの「第一精工」として誕生。以来、数々の世界初や独自の製品、ソリューションを産み出してきました。現在は「コネクタ及びエレクトロニクス機構部品」「自動車電装・関連部品」「半導体設備及びその他」の3つの事業分野を展開。「最・尖端を、世界へ」拡げることで、次代を切り拓く世界のあらゆるお客様とともに、デジタル社会の心躍る価値創造に貢献します。
商号 |
I-PEX株式会社
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代表者 |
代表取締役 社長執行役員 土山 隆治
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所在地 |
〒612-8024 京都市伏見区桃山町根来12番地4
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資本金 |
109億6千8百万円(2023年12月31日時点)
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事業内容 |
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