バリューチェーン・サプライチェーン

I-PEXグループはお客様から信頼される製品をつくること、またあらゆる事業を行う上での社会的責任を果たすため、その基本となる「調達⽅針」を策定し、I-PEXグループ関係者だけでなく、取引先様と共にI-PEXが揚げる「サプライヤー行動規範&責任基準」の実行に取り組み、お取引先を含めたサプライチェーン全体で、労働(人権)、倫理、環境、安全衛生に配慮したCSR調達に取り組んでいます。また、原材料調達において、責任あるサプライチェーンを確立するため、 紛争地域および高リスク地域における、人権侵害や労働問題等の非人道的行為に関与していない原材料の調達に取り組みます。

責任ある原材料の調達

タンタル、錫、タングステン、金(3TG)、コバルトをはじめとする鉱物や原材料の調達において、採掘や取引を通じて、人権侵害、労働問題等に関与していないことを合理的に保証するよう責任ある原材料調達を推進します。
原材料の原産地と流通過程についてデューディリジェンスを実施し、要望に応じてその手段を開示いたします。

I-PEXグループでは、調達活動における社会的責任を果たすため、児童労働をはじめとする人権侵害、劣悪な労働環境、環境破壊、汚職、紛争への加担など、あらゆるリスクや不正に関わる組織の資金源となるような原材料を事業活動において使用しない方針であり、事前確認を通じ可能な限り排除に努めます。また、業界団体やお客様が実施される原材料調達に関する調査に協力を惜しまず、連携して責任ある調達活動に取り組みます。

2020年(令和2年)8月1日改訂
I-PEX株式会社
代表取締役社長 土山 隆治

安全保障輸出管理

安全保障輸出管理とは、武器や軍事転用可能な貨物・技術が大量破壊兵器等の開発を行っている国やテロリスト集団に渡るのを回避し、国際的な平和および安全を維持するための手段の一つです。

I-PEXグループは、国際的な平和および安全の維持を目的とし、安全保障輸出管理に取り組んでいます。また、安全保障輸出管理を適切に実施するため、安全保障輸出管理規程を定めています。

輸出管理ポリシー

  1. 1.核兵器等の開発および軍事用途に用いられるおそれのある取引に対し審査を実施し、懸念ある取引は行いません。
  2. 2.外国為替および外国貿易法(外為法)とその関係法令および事業を行う国と地域に適用される輸出管理法令等を遵守します。
  3. 3.上記1および2の方針に基づき、輸出管理を適切かつ円滑に実施するため、安全保障輸出管理の責任者を定め、輸出管理体制の整備を行います。

安全保障輸出管理体制

体制図

各役割は安全保障輸出管理規程で明確化されています。

輸出管理教育・指導

最新の外国為替および外国貿易法(外為法)および関係法令、安全保障輸出管理規程の遵守とその重要性を理解させ、確実に実施を図るため、役員および従業員に計画的に教育を行います。