蓄電池システム「RENERATH」が福岡県主催「めぐるクリスマス2024」点灯式にて電力供給

2024/12/03

蓄電池システム「RENERATH」(写真右)を電力源にアート作品をライトアップ。点灯式には服部誠太郎福岡県知事(左から2番目)、アーティスト・しばたみなみさん(写真左)らが出席。 蓄電池システム「RENERATH」(写真右)を電力源にアート作品をライトアップ。点灯式には服部誠太郎福岡県知事(左から2番目)、アーティスト・しばたみなみさん(写真左)らが出席。

I-PEXの蓄電池システム「RENERATH」※1が、11月23日(土・祝)に開催された、福岡県主催の海岸漂着物を使ったアート作品「めぐるクリスマス2024※2」の点灯式にて、展示作品のライトアップ用として電力供給を行いました。

海岸漂着物アート作品「めぐるクリスマス2024」

I-PEXは2024年2月より環境・エネルギーソリューション事業に参入※1しました。また、福岡県が中心となって2024年7月に設立した「グリーンEVバッテリーネットワーク福岡(以下 GBNet福岡)」にも参画※2し、今後急速に増加が見込まれる電気自動車の使用済みバッテリーにおいて、「回収」「リユース」「リサイクル」「再製造」の一連の工程に関する資源循環システム「福岡モデル」の構築をともに目指しています。今回は、GBNet福岡に参画しているI-PEXの蓄電池システム「RENERATH」が、点灯式での展示作品のライトアップ用電源として電力供給を行いました。

「めぐるクリスマス2024」は、福岡県の海岸で回収した漂着ごみを使い、アーティスト・しばたみなみさんのプロデュースで制作されたアート作品です。現在、福岡市内各地で開催中のクリスマスアドベント※3会場で披露され、12月25日まで作品は展示されます。

点灯式に出席したI-PEX株式会社代表取締役社長執行役員 土山隆治(中央右)と、服部誠太郎 福岡県知事(中央左) 点灯式に出席したI-PEX株式会社代表取締役社長執行役員 土山隆治(中央右)と、服部誠太郎 福岡県知事(中央左)

点灯式で電力供給を行った蓄電池システム「RENERATH」の可搬型蓄電池

震災や豪雨などの災害による停電の際に電力のバックアップ手段として活用できる、キャスターが付いた中規模容量タイプの蓄電池です。BCP (事業継続計画)対策だけでなく、平常時のイベントなどにも利用いただけます。

蓄電池システム「RENERATH」可搬型蓄電池 蓄電池システム「RENERATH」可搬型蓄電池

I-PEXの蓄電池システムシリーズ「RENERATH」

クリーンな電気で、当たり前の日常を――「RENERATH(リネラス)」は、電気自動車の使用済みリチウムイオンバッテリーをリユースしたI-PEXの蓄電池システムシリーズです。また、I-PEXはIoT技術を活用し、蓄電池の有効活用や遠隔監視・制御を可能にする「遠隔監視・制御システム」を開発中です。リアルタイムで蓄電池の状態をモニタリングし、常に最適な運用を行うことで、災害時にも確実で安定した電力供給が可能です。さらに、分散型の非常用電力源として、蓄電池の位置情報や残量データを活用し、電力が不足した地域に迅速にエネルギーを供給する、蓄電池システムによるエネルギーシェアリングプラットフォームも構想しています。これらの仕組みにより、持続可能で安心・安全な蓄電池によるエネルギー供給の実現を目指します。

蓄電池システム「RENERATH」活用のイメージ 蓄電池システム「RENERATH」活用のイメージ