可搬型蓄電池

可搬型蓄電池

震災や豪雨などの災害による停電の際に電力のバックアップ手段として活用できる、中規模容量の可搬型蓄電池です。BCP (事業継続計画)対策だけでなく、平常時のイベントなどにも利用いただけます。高い安全性や信頼性を誇る車載用リチウムイオンバッテリーをリユースすることで、環境負荷の低減を通じて脱炭素社会の実現に貢献します。

可搬型蓄電池背面 背面

リユースバッテリーのコントロールに特化した、安心・安全なバッテリーマネジメントシステムを搭載

リユースバッテリーのコントロールに特化したバッテリーマネジメントシステム(イメージ) リユースバッテリーのコントロールに特化したバッテリーマネジメントシステム(イメージ)

一般的なリチウムイオンバッテリーの過充電や過放電、過温度を適切に制御する機能を含め、リユースバッテリーのコントロールに特化した独自のバッテリーマネジメントシステム(BMS)を搭載しています。バッテリー内部での短絡(ショート)を防ぐ短絡保護機能を有し、遠隔でのバッテリーの稼働状況の把握、万が一の異常を検知、未然に事故を防止するシステムとなる遠隔監視・管理機能も搭載することで、安心・安全な蓄電池システムを実現します。

  • 現在開発中

長期にわたって充電容量を維持する、電気自動車のリユースバッテリーを活用

電気自動車のリチウムイオンバッテリーをリユースした、高品質なバッテリーモジュールを使用しています。
高い安全性や信頼性が求められる車載用バッテリーを活用することで、長期にわたって充電容量を維持することができます。

  • 蓄電池の再利用に関する国際規格「UL1974」認証を取得
リユースした車載用リチウムイオンバッテリー(イメージ) リユースした車載用リチウムイオンバッテリー(イメージ)
リユースバッテリーの充電容量(SOH)の推移 リユースバッテリーの充電容量(SOH)の推移
  • ※1
    SOH(State of Health):当初の満充電容量を100%とし、劣化時の満充電容量の割合を表す。
  • ※2
    SOC(State Of Charge):満充電状態を100%、完全放電状態を0%として、バッテリーの充電率を表す。

充電と給電を同時に行えるパススルーに対応

可搬型蓄電池の使用イメージ

AC電源と太陽光発電のどちらから充電する場合も、可搬型蓄電池への充電と可搬型蓄電池からの給電を同時に行うパススルーに対応しています。

仕様

定格容量 4.2 kWh
大きさ 450 x 655(取っ手含む)x 700mm
重量 100 kg
バッテリー リチウムイオンマンガンスピネル構造二次電池(UL1974取得)
電圧系統 48 V
入力 商用電源:AC 100 V / 太陽光発電
出力 AC 100 V × 2口
最大合計出力 3,000 W
オプション PV充電用DCケーブル、ソーラーパネル、搭載検査/診断ソフト用ドングルRS-232C
  • 仕様については別途ご相談

使用時の連続稼働時間について

可搬型蓄電池1台からの出力によって、各種電気製品を長時間連続で使用することができます。

可搬型蓄電池による連続稼働時間 可搬型蓄電池による連続稼働時間

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