「九州イノベーションWEEK」にて蓄電池システムシリーズ「RENERATH」を展示

I-PEXは、2025年6月4日から5日にマリンメッセ福岡で開催された「九州イノベーションWEEK（GX脱炭素推進EXPO）」に出展しました。多くの皆さまにブースへお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。

I-PEXのブースでは、電気自動車の使用済みバッテリーを再利用した蓄電池システムシリーズ「RENERATH」の3製品を展示。災害対策や循環型社会の実現に貢献するものづくりソリューションとして紹介しました。

「九州イノベーションWEEK」でのI-PEXの出展内容と、今後の展望をご紹介します。

「九州イノベーションWEEK」は、九州最大級の業務支援に特化した商談展示会です。2023年に「九州オフィス業務支援EXPO」として初開催され、2024年には「企業・自治体のDX推進」「防災・防犯」「自治体の課題解決」の3つのテーマの展示会を同時に実施し、出展社139社、来場者4,406名を迎えました。

2025年はさらに「GX・脱炭素推進」と「観光」の2テーマを加え、計5つのテーマの展示会を同時開催。九州圏の自治体や企業が直面するDX、防災・災害対策、GX・脱炭素推進、観光といった課題に対応する最新ソリューションが一堂に集結する展示会となりました。

I-PEXは、リユースバッテリーの市場認知度向上を目的に、製造拠点のある福岡で情報発信を行うべく、本展示会に出展。 脱炭素・循環型社会の実現をテーマに、蓄電池システムシリーズ「RENERATH」より、ソーラー街路灯、定置型蓄電池、可搬型蓄電池の3製品を展示しました。

蓄電池システムシリーズ「RENERATH」は、災害時の電力バックアップや住宅・施設における電力利用、イベントでの電源供給など、さまざまな用途に対応しています。

外部電源なしでソーラーパネルからの再生可能エネルギーのみで稼働。日常は街路灯として、災害時や停電時には内蔵バッテリーBOXを取り外して蓄電池として活用できます。

駐車場や公園、商店街、広域避難場所などに設置でき、防犯カメラや各種センサなどのオプション搭載も可能です。

ソーラー街路灯は、地域の電力利用の安定化に寄与する製品であり、再生可能エネルギーの普及には地域インフラでの活用が重要であるとの考えから、特に販売に注力しています。

小・中規模施設や住宅向けに最適で、災害や豪雨などによる停電時には電力のバックアップ手段として活用できます。BCP（事業継続計画）対応に加え、パワーコンディショナーを利用すれば電気料金の安い時間帯やソーラーパネルによる発電によって蓄電し、高い時間帯に供給することで電気料金を削減できます。

設置工事不要で移動も簡単なため、小規模施設やオフィスに最適です。災害による停電時のバックアップ電源として活用できるほか、平常時のイベントにも利用可能です。研究室や医療施設、公共施設、事務所など、あらゆる場所でBCP対応を可能にします。

会期中は、多種多様な業種の方々にI-PEXのブースにお立ち寄りいただきました。製品説明にも熱心に耳を傾けていただき、環境課題への対応や循環型社会の実装に向けた取り組みに対する関心の高さを実感しました。

I-PEXは、バッテリーの回収・検査・再製品化・リサイクルの流れを確立する取り組みをさらに推進し、将来的なエネルギー問題や環境課題の解決に向けて資源循環の輪を形成する活動を継続します。

加えて、リユースバッテリーを活用した製品市場の形成を目指し、先行的に製品の販売を展開するとともに、より多くの方々にリユースバッテリー活用の意義を伝えるため、オンラインや展示会での情報発信を一層強化していきます。

I-PEXの「RENERATH」は、リユースした電気自動車のリチウムイオンバッテリーとバッテリーマネジメントシステム、そしてIoT技術による遠隔監視・制御システムを組み合わせた、安心・安全な蓄電池システムです。

詳細については、I-PEXまでお気軽にお問い合わせください。