キャリー型蓄電池

設置工事が不要で、持ち運びが簡単なキャリーケース型の小型蓄電池です。災害時の停電に備えた、BCP（事業継続計画）対策としてだけでなく、普段のイベントなどでも活用できます。高い安全性と信頼性を持つ車載用リチウムイオンバッテリーを再利用することで、環境への負担を減らし、脱炭素・資源循環型社会の実現に貢献します。

キャリー型蓄電池は、オフィスや公共施設、医療機関、福祉施設など、さまざまな場所での停電対策に役立ちます。車輪が付いていて持ち運びが簡単なスーツケースのようなデザインが特徴です。必要な場所に迅速に電源を供給できるため、BCP対策のバックアップ電源として最適です。

I-PEXの蓄電池システム「RENERATH」シリーズは、リユースバッテリーに対し、過充電・過放電・過温度を適切に制御する機能と、バッテリー内部の短絡（ショート）を防ぐ保護機能を備えています。

さらに、IoTを活用した遠隔監視・制御システム※を搭載することで、バッテリーの稼働状況をリアルタイムで把握が可能です。経年劣化によってバッテリー容量が低下した場合はバッテリーの交換・回収を行うことで、信頼性の高いエネルギー供給手段として活用できます。

電気自動車のリチウムイオンバッテリーをリユースした、高品質なバッテリーモジュール※を使用しています。

高い安全性や信頼性が求められる車載用バッテリーを活用することで、長期にわたって充電容量を維持することができます。

日常の仕事場で、停電や電力不足に備えたバックアップ電源として役立ちます。

設置工事が不要で、導入後すぐに使用可能。キャスター付きで移動が容易なため、公共施設や医療機関、研究室など多用途で電力供給が必要な場所に手軽に持ち運べる設計で、オフィスの省エネ対策やイベントでの電源としても最適です。

環境に配慮しつつ、いつでも手軽に安心を提供します。
 

キャリー型蓄電池は、壁コンセント3口（合計最大出力1,300W）と同じように使用できます。

消費電力300Wの場合、約10時間の電力バックアップを提供し、長時間の停電でも安心です。100Vコンセント対応機器のバックアップが可能で、出力はキャリー型蓄電池側面のコンセントを通じて行えます。停電時でもパソコンやスマートフォンなどの機器に給電し、連絡や情報収集手段を確保します。

緊急時に欠かせない移動可能な非常用電源。

災害時の避難所、病院、クリニック、自治体のBCP対応施設などで迅速に活躍できるよう設計されています。必要な場所に素早く運ぶことができ、用途に応じて柔軟に配置や利用ができます。電力供給が途絶えた時、いつでもどこでも必要な場所へ運び、安心と安全を提供します。

頑丈で長寿命の設計により、頻繁なメンテナンスやバッテリー交換が不要。

運用コストも抑えられ、導入後も手間がかかりません。

AC電源と太陽光発電のどちらから充電する場合も、可搬型蓄電池への充電と可搬型蓄電池からの給電を同時に行うパススルーに対応しています。

別途電源切替器を用意することで、停電時には蓄電池からの電源供給へ瞬時に自動で切り替え、無停電電源装置（UPS）として機能します。

停電時にも医療機器への電力供給を確保し、診療や治療の中断を防ぎます。

災害発生時に迅速に移動可能なキャリー型蓄電池は、病室や処置室など電源が必要な場所へ手軽に運ぶことができ、安全な環境を提供します。

計画停電や不意の停電に備えて、デスク周りの照明や通信機器の電力供給をサポートします。 平常時にはイベントや展示会などでのポータブル電源としても活用いただけます。

電気自動車の使用済みバッテリーを再利用しているため、企業における環境意識向上にも貢献します。

災害発生時に、避難所や公共施設などで緊急用電源として活用できます。

0.9kWhの容量で、照明や携帯電話などの充電、情報機器への電源供給など、避難者が必要とする基本的な電力ニーズに対応。

持ち運びやすい設計で、必要な場所へすぐに移動できるため、災害時の安心を支えます。

研究室や実験施設における停電時のバックアップ電源として活用することで、重要なデータ収集や試験装置へ電力を供給し、研究データの消失や実験の中断を防ぎます。

キャスター付きで移動が容易なため、必要なエリアへ簡単に運べ、研究や開発活動を支えます。